生姜焼き

早朝、病院へ。
先月半ばに患った右足の低温やけどの治療へ。
一回目の先生は、さらっとした往診ながらも「皮膚が再生することが大事なので、自然治癒で」な人だったのが、
今回の先生は真逆な方針。
かなり的確に症状を説明してくれるが、いきなり手術を振られる。
「ここから皮膚を持ってきて、ここに移植する流れで・・・」 
ええっ!?全然違うじゃーん。
でも、このままの治療法でも手術をしても、完治するにはほぼ同じ時間がかかるとのこと。
で、手術するとなると入院なんて話も。むむー。


ってことで、薬での治療を続けることにしました。
痛みも和らいでるし、化膿はしてないようだし・・・。
皮膚も順調に出来ているようなので、ひと安心。


ただ、帰りに薬局行ったら前回の3倍近い値段の薬を処方されていた・・・
むむー。良くなるならいいか・・・


そんな複雑な思いを抱えつつ、やよい軒へ。
起き抜けで病院に行ったので、かなりの空腹。
注文は「生姜焼き定食」。
とにかく、好きなおかずでわっしわっしとご飯を食べたかったのよ。


待つこと数分。
やってきた生姜焼きを見て、目を疑う。


もやし、もりもり。


肉2:たまねぎ1:もやし7


もやし7?
これは、あれだよな。
どう贔屓目に見ても「もやし炒め」だよな。
持ってきた店員さんの顔を、思わず二度見。
店員さん、微妙な苦笑い。こりゃ、慣れてんな。確信犯。


確かに、生姜焼きには様々なパターンがあるのよ。


一般的に家庭で作られる「豚バラ玉ねぎ混合型」
豚の油にまみれる玉ねぎの甘みとシャクシャク感。
これはね、間違いなく美味い。
味付けだけしっかりしていれば、そして炊き立てのご飯があれば、絶対に美味い。
肉じゃがを遥かに凌駕する男子必殺のメニュー。これで落ちない奴はいない。
マヨネーズと千切りキャベツを添えるのを忘れずに。


そしてもう一つは、「豚ロース3〜4枚型」。
これは基本的にお店の味。美味しいところと駄目なところの差が激しい。
しかし、美味しいところだと豚ロースの旨みを存分に、そして純粋に味わえる。


でも、自分は知ってしまっているのだ。
魅惑の味を。


それは近所の某精肉店の生姜焼き弁当。
ここの生姜焼き。基本は肉のみ。各種切り落とし。そこに生姜の千切りが加わり、甘辛いタレで炒められている。
つまりタレではなく具としての生姜感。素晴らしい。
肉屋の弁当ならではの「これはロース?バラ?どこ?」という楽しみもありつつ、530円というリーズナブルさ。
このジューシーさと満足感は、他にはない。


つまり、俺は生姜焼きには一家言を抱いて生きてきたのだ。(大げさ)
雨の日も風の日も忙しい日も暇な日も。


そんな俺がなぜ、やよい軒に来たかといえば、
それらの店が朝早くて開いていなかっただけなのだ。
それにしてもよ!もやし7割はねえべよ。


さて、目の前にドーンとあるのはもやし満載の生姜焼きもどき。



そんな、絶望のズンドコで一口。
「うーん」
また一口
「ん?」
また一口
「ンマーイ!」



これ、もやし炒めとして考えたら美味いんじゃない?
生姜も効いて味も濃いし。


「物事は考え様」という言葉が、年を経るたび染みてくる。
そんな朝でございました。








で、まとまるわけねえだろ!(怒)
こちとら生姜焼き食いに来てんだよ!
無駄にカロリー摂取させんなよ!腹減ってたから全部喰っちゃったよ!結果的に負けだよ!
ふざくんな!(加藤ローサ



やよい軒の「生姜焼き定食」。とにかくガッカリ!プレナスめ!
最近、メシの文句ばかり言ってる気がするけども、引き続き地味に減量中なんで勘弁!
一食がすげえ大事なもんでナ!



さて、長々続いたくだらない話は置いといて、
ライブ中はアドレナリンのせいか、足の痛みは全くなし。
全力のステージをお送りしてやる!(生姜焼きの恨みではなく)
次回ライブはコチラ!



2012年2月7日(火) 高円寺HIGH
[Runner's High -KOENJI HIGH 4th Anniversary-]
open 18:30/start 19:00 adv ¥2,500/day ¥3,000(共にD代別)
w/ GalapagosS ,NUDGE'EM ALL , BLAZILLIANSIZE

guitarist:八木貴裕(the Afros)

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ものすごい豪華なメンツ!
我々はトリ。21:00に出演です。
お仕事終わりにも間に合いそうですので、是非!
ご来場お待ちしております!