レコーディング日記#1[Music wanted summer]

FARMSTAYのVo,G。アサウチです。
ニューアルバム「EUREKA」の発売を記念して、
当時ブログで書いていたレコーディング日記を、大幅に加筆修正して再録しようと思います。

およそ1年に及ぶ作曲、プリプロ期間を経てついにレコーディングへ突入したFARMSTAY
満を持して迎えたその日は真夏。本当に天気が良い日でした。


#1[Music wanted summer1]


遂にレコーディングが始まりました。

場所はこちら、南千住のVoid)))Lab
素晴らしく居心地の良いレコーディングスタジオです。


ここは2009年に「シーサイド・レボリューション」を録音したスタジオ。
2度目の共同作業ということで、エンジニアのザックさんともリラックスした空気。


今日はドラム中心のベーシックトラック録り。
ベーシックトラックとは、一般的にドラム、ベース、リズムギターを録音する作業。
今回のレコーディングではリードギターも随所で。


今日の目標は11曲の録音。
冷静に考えたら、特にドラマーにとっては非常に高いハードルです。
そんなハードルのことを考えながらも、コンソールルームに入ると無条件で気持ちが高揚します。
こういった素晴らしい卓(Soundcraft Series 6000 console)で


私は「gREEn」という可愛いらしいヘッドを使い、


マサオ御大はこんな感じで



ヤギ若頭はこんな感じで。



アイくんの楽器はこういった布陣で



たまにナチュラルハイになりつつ


いいドヤ顔も出つつ



結果、こうなりました。オマー・ハキムみたいな音でした。

11曲。ベーシックトラック終了。

妥協はせず、しかし迷いは捨てつつ珠玉のテイクを積み重ねました。
マサオ御大お疲れ様です。グッジョブでした。

明日は弦楽器中心な録音日。


メモ
遂に始まったレコーディング。
まさに活気に満ちた船出でした。
冷静に考えると一日で11曲ドラム録音って・・・。マサオさんすげえな・・・。



void)))Labは本当に居心地の良いスタジオで、とくに外光の入る2階のソファーが気持ちよかったです。


この場所でザックさんとメンバーみんなで食べる昼食は素晴らしい憩いの時間でした。またあの店のお弁当食べたいな・・・。


つづく

文責:アサウチ